

喪中はがきというと、自分が喪中であることや親族の訃報を伝えるはがきだと思っている方もいるでしょう。
しかし、本来喪中はがきというのは「年賀欠礼状」といって「喪中のため、新年を喜ぶ挨拶を控えることをお詫びします」という趣旨の挨拶状です。
喪中はがきはただ送れば良いというわけではなく、正しい書き方やマナーがありますので注意が必要です。
今回は、喪中はがきの正しい書き方や例文、マナーについてご説明します。
目次

一般的に喪中はがきを送る範囲があるため、喪中となる親族の範囲についてご紹介します。
まずは、故人を基準とした3等身までの範囲は以下の通りです。
一般的には2親等までが喪中になるとされており、3親等からは喪中としないことが多いです。
しかし、3等身でも故人との関係性が深かったり親しい仲だった場合、喪中はがきを送るかどうかは家族が判断して問題ありません。また、判断に迷った場合は同居をしていたかなどを基準に考えると良いでしょう。

喪中はがきの書き方にはある程度の構成が定められているので、できるだけその構成にのっとって作成しましょう。
普段から年賀状を夫婦連名で出している場合は、喪中はがきも連名で出します。
喪中はがきは以下の3つで構成した内容を記載しましょう。
また、だらだらと長く書かずに、感謝を込めて簡潔に書くのが良いでしょう。
注意点として、年賀状であれば「年賀」という言葉を使いますが、喪中はがきでは年賀という言葉は使用しません。
「賀」という言葉には祝福するという意味があります。一年の始まりとはいえ家族を亡くした悲しみからお祝いはできません。
喪中はがきでは年頭、年始という言葉を使い「年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」という書き方をします。
<例文1>
挨拶文:喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
本文:本年〇月に母○○が87歳にて永眠いたしました
長年に渡るご厚情に心から感謝申し上げます
明年も変わらぬご交誼のほどよろしくお願い申し上げます
令和〇年〇月〇日
住所
電話番号
名前
<例文2>
挨拶文:喪中のため年末年始のご挨拶は失礼させていただきます
本文:今年も残り少なくなり 皆様も何かとお忙しいことと存じ上げます
去る〇年〇月〇日に父○○が天寿を全ういたしましてただいま服喪中でございます
そのため年末年始ともご挨拶は差し控えさせていただきます
寒さの厳しい折からいっそうご自愛のほど念じ上げます
令和〇年〇月〇日
住所
電話番号
名前
<例文3>(相次いで父母が亡くなれらた場合)
挨拶文:喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます
本文:本年〇月に父○○が享年○○歳 〇月に母○○が享年○○歳にて永眠いたしました
これまで賜りましたご厚情に故人になり代わりまして厚く御礼申し上げます
令和〇年〇月〇日
住所
電話番号
名前
<例文4>(仕事上の取引先に送る場合)
挨拶文:喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます
本文:本年〇月に兼ねてより療養中でありました弊社○○(役職名)○○(名前)が永眠いたしました
ここにお得意様各位から賜りましたご厚情に深く感謝申し上げます
皆様にはご心配をおかけ致しましたが 弊社の業績は変わる事なく順調に推移しております
これからも変わらぬご支援ご鞭撻の程お願い申し上げます
令和〇年〇月〇日
住所
電話番号
会社名 ○○(名前)
<例文5>(葬儀は身内で執り行った旨を伝える場合)
挨拶文:喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
本文:本年〇月に父○○が○○歳にて永眠いたしました
故人の遺志もありまして葬儀は身内で執り行いました
ここに生前のご厚情に感謝いたしますと共に ご通知が遅れました事をお詫び申し上げます
なお 時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます
令和〇年〇月〇日
住所
電話番号
名前
<例文6>(香典を辞退する旨を伝える場合)
挨拶文:喪中のため年末年始のご挨拶は失礼させていただきます
本文:本年〇月父○○が○○歳にて永眠いたしました
故人の遺志もありまして葬儀は身内で執り行いました
ここに生前のご厚情に感謝いたしますと共に ご通知が遅れました事をお詫び申し上げます。
なお 誠に勝手ながらお心遣いはご辞退させて頂きますので 何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます
寒さに向かう折から皆様のご健勝をお祈り申し上げます
令和〇年〇月〇日
住所
電話番号
名前
喪中はがきには定型や決まったデザインがありませんので、好みのデザインで自作することもできます。また、印刷会社に依頼することもできます。
印刷会社で喪中はがきを作る場合、インターネットから簡単にデザインを選び枚数を決め注文することができます。手間をかけず一括で発注したい時にはとても便利です。
はがきを購入して自分でデザインする場合は、弔事用の切手を使用すると良いでしょう。また、必ずしも弔事用の切手を利用する必要はなく、通常の切手を貼っても問題ありません。
なお、定型や決まったデザインはないといっても喪中はがきですので、明るめのデザインより白黒や紺など、落ち着いた色味を使用するのが望ましいです。
また、喪中はがきは12月初旬(12月15日まで)には届くように手配することがマナーですが、都合上どうしても間に合わない場合には、1月から2月4日までに送る「寒中見舞い」で喪中の旨を伝えましょう。
一般的には年賀状の返事が遅くなった時に寒中見舞いを送りますが、喪中はがきを送れなかった場合に寒中見舞いとして送るのも失礼なことではありません。

喪中というの故人を偲ぶ期間ですので、喪中のうちは年賀状での挨拶を控えるのが昔からの慣わしとなっています。
また、相手が年賀状を発送する前に喪中はがきが届くように投函することが大切です。12月初旬には全員に届くように投函するために、逆算しながら準備を進める必要があります。
印刷や発送の準備を早めにしておき、12月に入ったらすぐに投函できるようにしておくとスムーズです。
喪に服している期間、正月飾りや一連のお祝い事は控えましょう。門松やしめ縄、鏡餅などを飾ること、おせち料理やお年玉をあげることも一連のお祝い事に含まれます。
また、基本的には結婚式の出席も控えるのがマナーです。しかし近年では四十九日後であれば喪中でも結婚式に出席しても良いと考える人も増えてきています。
このことから、喪中であっても先方が出席を強く望んでいて、ご自身も心の整理がついているのであれば、出席しても良いでしょう。
なお、自身の結婚式も、式場を既に予約していたり招待状を発送し終えているのであれば両家で話し合い、どのようにするか決めるのが良いでしょう。
喪中はがきは故人が生前大切にしてきた関係性ある方々に送るものです。礼節をもって喪中はがきを送ることを忘れてはいけません。
年末に慌ただしく用意することのないよう事前にしっかりと準備しておき、12月初旬には届くようにしましょう。
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